• Taichi Ogasawara

地方民泊は成功するのか?地方民泊3つの課題。


8月は出張や提出物が重なり、久々の更新です。

目新しい情報も少なく、記事の更新ができませんでした。

今回は表題の通り、「地方民泊で成功するための問題」を考えてみたいと思います。

2017年も引き続きインバウンドは好調で今年度の訪日外国人は予想では2800万人を超えるのではないかとも言われています。

しかし、その6割から7割は東京、大阪といった大都市圏に偏っています。

他の3割から4割で沖縄、北海道、福岡などの地方都市が占めているようです。

ただ、地方への旅行者も増える傾向にあり特に自然豊かな日本の地方にも少なからずの外国人旅行者が訪れているようです。


地方の空き家の一軒家を格安で手に入れて民泊をすれば、地方の空き家対策につながりさらに地方経済にも外国人観光客がお金を落としてくれて一石二鳥なのではないかというのは政府を始め沢山の経済人が指摘しています。

ただいくつか難しい問題点があるので、その部分をクリアできないと難しいでしょう。

地方民泊を成功させるのに課題として次の3つがあります。

1、移動の問題

2、運営の問題

3、アクティビティの問題

1,移動の問題

まず、日本は諸外国に比べると大変にインフラが整っています。ほとんどすべての場所まで鉄道で移動ができます。また本数は少ないとは言えバスも通っています。

しかし、そのせいでほとんどすべての地方都市の駅前は似たり寄ったりの街並みになっており自然を売りにしたような風景を求めると、途端に交通の便が悪くなります。

交通インフラが整っていないおかげで、日本の原風景が残り外国人訪問者にとって魅力的な風景が残っています。

また駅前からタクシーを使うにも、タクシー料金が高い、そもそもタクシーが走っていない、運転手をチャーターするにしても値段が高かったりそもそもそういうサービスがなかったりします。

自動運転などバスに変わる安価な移動手段が発達すれば解決されるかとも思いますが、もう少し時間がかかるでしょう。

2、運営の問題

民泊施設として運営する場合、基本的には宿泊業ですので最低でも清掃スタッフが必要です。チェックインに関しては遠隔での対応ができそうになりましたが、清掃に関してはどうしてもスタッフが必要になります。

この運営スタッフが地方だと集めることが難しくなります。

宿泊施設の規模が大きければ、常勤で運営スタッフを雇うことも可能でしょうが、地方で民泊をやる場合はこの運営スタッフの確保が最も難しい問題になります。

日本は交通インフラが発達したおかげで人がある程度住んでいる地域は風景としての観光資源は劣りますので、うんと山奥や交通の便が悪い場所が魅力的なのですがそういったところでは結局、運営スタッフを集めるor運営コストが高くつくので事業としての採算性を取ることが難しくなってきます。

3、アクティビティの問題

民泊ですので基本的に素泊まりとなる思うのですが、地方ですのでコンビニもなければレストランもなく食事の問題が一番のネックになってきます。

最低限、食事の問題は何かしらの対応をする必要があるでしょう。

またできれば、その場所で何ができるかは考えておかないと、都市部のように寝るためのスペースを提供するという考え方では地方での民泊は難しいでしょう。

地方での民泊について3つ問題点を挙げましたが、これらの課題がクリアできた場合は非常に魅力的な観光資源として、また有望な投資先としても地方での民泊の可能性があると思います。


355回の閲覧
  • Instagramの - ブラックサークル
  • Facebook - Black Circle

fabbit , 1-1, Tenjin, Chuo-ku, Fukuoka

Copyright© 2017 by Ogasawara Planning Design.All Right Reserved.