• Taichi Ogasawara

外国人観光客が今後も増えるたったひとつの理由

最終更新: 2019年4月15日


2016年の外国人観光客は過去最高となる2400万人となり宿泊施設の不足が話題となっています。

昨年の記事ですが、中国人観光客の動向です。


GFKマーケティングサービスジャパンは、2015年の中国人の海外旅行者数が1億900万人に上ったとの調査結果を発表した。消費額は2290億米ドルになり、旅行者数、消費金額の両面で、世界のトップレベルであるとしている。

中国の海外旅行者動向

http://www.gfk.com/jp/insights/press-release/dc7881/

【概要】 ・2015年における中国の海外旅行者は1億900万人。 ・昨年に一番人気の渡航先となった香港を抑え、韓国とタイが上位に。 ・アジアに次ぐ人気渡航先は、ヨーロッパで、北米を上回る。

 2015年における中国の海外旅行者数は1億900万人、その使用金額は2290億USドルと、中国の海外旅行史上において記録的な数値であった。そして、これは中国の旅行市場が旅行者数、金額規模の両面においてグローバルでもトップレベルであることを示している。また、旅行者動向も変化しており、15-29歳のミレニアル世代が中国の海外旅行市場の金額規模をけん引する存在となりつつある。

中国人旅行者の新たな渡航先ニーズ  渡航先としては、2013年までは、中国と文化が類似しており、距離も近く低予算で行ける香港が最も人気を集めていた。買い物天国である点も、香港が支持される大きな要因であった。しかし、2014年以降、買い物の他、歴史や文化的な景観を持つ渡航先が好まれつつある。  2015年における渡航先の人気トップ5※は、韓国(旅行者数は2011年比112%増)、タイ(同263%増)、香港(同37%増)、日本(同157%増)、台湾(同54%増)となった。  アジアを除く地域で最も人気のある渡航先は引き続きヨーロッパで、旅行者数はこの4年間で97% 増加した。次いで北米(同151%増)、中東(同177%増)となった。アフリカは引き続き中国人旅行者の最も少ない渡航先であるが、2011年比では306%増となった。

中国旅行者の新たな趨勢:“ツアー”から“個人旅行”へ  中国海外旅行者の属性をみると、50%を15-29歳のミレニアル世代と呼ばれる層が占めていることが明らかになった。なお、30-44歳の割合は37%、45-59歳は10%であった。  半数を占めるミレニアル世代は、中国海外旅行者を呼び込みたい渡航先にとっては魅力的なターゲットといえる。また、この世代の海外旅行者のうち66%が高所得者層であることも、大きな魅力である。彼らの10人中7人がホワイトカラーのエグゼクティブや専門的な仕事についており、キャリアアップにともない経済力のさらなる向上が見込める。そのため、彼らが何を求めているのかを理解することが、最も重要な課題となっている。  GfKの年次調査によると、ミレニアル世代は50歳代以上の世代よりも意欲的で、自分が熱中できることにお金を費やす娯楽好きな世代であることが分かった。価格志向はやや弱く、アジア太平洋においては嗜好品を購入する最大の層でもある。  彼らの両親、祖父母の世代よりも自由を大切にしており、有意義でワクワクする体験を求めている。また、テクノロジーに精通した世代であり、ほぼ全員がスマートフォンを所有し、ソーシャルメディア上で活発に情報共有していることも特徴だ。  この層を獲得するためには、団体ツアーに参加する“ツアー客”ではなく個人の旅行プランを望む“個人旅行客”としてアプローチすることが欠かせない。

※飛行機を利用した1泊以上の海外旅行

アジア諸国からの外国人観光客は一人当たりGDPの伸びと共に今後ますます増えることは間違いないでしょう。特に圧倒的に人口の多い中国からの観光客は今後ますます増えることでしょう。

2014年の中国人の上位2割の一人当たりGDPは日本人の一人当たりGDPと変わりません。その数は約2億7千万人にもなります。その内1割が日本に旅行に来るだけで、なんと2700万人です。2016年日本に旅行に来た中国人は約600万人です。

またその年齢構成にも注目です。最も消費意欲が高く人口が多いのが30歳前後なのです。彼ら彼女らは高い教育を受けており、流行りにも敏感です。日本のアニメを見て育った彼らはネットを駆使して旅行を楽しみます。

テレビやメディアの流す中国人バッシングの映像や報道を見て、中国に対してあまり良い感情をお持ちでない人も多いかと思いますが、ビジネスとしてこの中華圏のマーケットを無視するのは、リスク以外のなにものでもありません。

#中国 #インバウンド

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